暑い夏の日や寒い冬の朝、快適なドライブにはカーエアコンが欠かせません。しかし、突然エアコンが効かなくなったらどうしますか?今回は、エアコンが効かないときの原因と、その対処法について詳しく解説します。
エアコンが効かないときの原因
カーエアコンから冷たい風が出ない原因は様々です。
- エアコンスイッチを押していない
- エアコンガスが少ない・漏れている
- モーター・エアコンコンプレッサーが故障している
- 配管・フィルターが詰まっている
- ヒューズが切れている
エアコンが効かないときにまず試したいこと
まず試してほしいのは、エアコンの設定温度を一番低くし、内気循環にセット、そして最大風量にすることです。特に直射日光が当たる屋外に車を停めていた場合は、車内の温度が上がっているため冷えるまでに時間がかかることがあります。また、サンシェードを使用して車内の温度を上げないようにすることも有効です。
冷房が効かないのはガス漏れ?
冷房が効かない場合、エアコンガスが減っているか漏れている可能性があります。長期間使用していると微量なガス漏れが積み重なり、ガス不足に陥ることがあります。コンプレッサーの故障も冷房が効かない原因となります。
ファンモーターやフィルターの問題
カーエアコンを付けても風が出てこない場合、ファンモーター(ブロアモーター)の故障やエバポレーター・フィルターの汚れが考えられます。特にエアコンの風から嫌なニオイがするときは、フィルターのカビが原因の可能性があります。
点検や修理はどこでできる?
ディーラーに修理を依頼するのは一般的ですが、費用が高くなることがあります。新車購入時の保証期間内であれば、修理費用を抑えられることもあります。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店では、最も安価に修理ができる場合が多いです。部品の選択肢も多く、フィルター交換なども手軽に行えます。
ガソリンスタンドでの修理は可能ですが、対応できる内容が限られることも。費用はディーラーよりは安いですが、カー用品店ほど安くはないことが多いです。
カーエアコンのトラブルに対処し、快適なドライブを楽しんでください。エアコンの不調を感じたら、早めに点検・修理を行いましょう。
もし走行中はエアコンが正常に機能している場合は、停車時の問題が考えられます。停車時にエアコンの効きが悪くなる場合、ファンの故障やエアコンガスの不足が原因となることが多いので、修理に出すときは状況を伝えるようにしましょう。