画像参考：日産：フーガ [ FUGA ] セダン Webカタログ トップ

NISSAN FUGAの特徴

NISSAN FUGAは2004年に発売された、日産のフラッグシップモデルとなるプレミアム・セダンです。

日産のハイスペックセダンといえば、これまではセドリックやグロリアが販売されていました。
しかしこの2モデルを生産中止にし、新たにフーガが上級車として登場したのです。
国内でのライバル車はトヨタのクラウンですが、日産はBMW530をライバル車と定めて開発したと述べており、まさに日産の自信とプライドを込めたモデルといえます。

フーガの特長は、際立った走行性能と洗練されたインテリア、快適な走行空間です。
緊張感のある流れるようなボディラインに、精悍さが加わり、プレミアムセダンにふさわしい存在感を発揮する外観が印象的な仕上がりになりました。

その特長を表すために名付けられたフーガの名前には、楽曲形式のフーガに、優美を表す風雅という意味が込められています。
楽曲のフーガは前の旋律を次の旋律が追いかけていくようなダイナミックかつリズミカルなのが特徴ですが、それに洗練された優美さを加えたという意味で名付けられました。

2009年に2代目フーガが誕生し、2015年2月に大幅なマイナーチェンジが行われています。

NISSAN FUGAのスペック

NISSAN FUGAは2WDは370VIP、370GT Type S、370GT、250VIP、250GTなどのモデルが販売されています。
全長は4980mm、全幅は1845mm、全高は1500～1510mm。
室内長は2090mm、室内幅は1535mm、室内高は1215mmです。

エンジンは370タイプがDOHC・V型6気筒（シリンダー内径95.5mm×行程86.0mm）で、総排気量3,696L、最高出力333ps。
250タイプがDOHC・V型6気筒（シリンダー内径85.0mm×行程73.3mm）、総排気量2,495L、最高出力225psとなっています。

NISSAN FUGAの燃費と走行性能

日産が独自開発したハイブリッドシステムとV6 3.5L DOHCエンジンが、ハイクラスモデルにふさわしいパワフルで、躍動感のある走りを実現しました。

エンジンとモーターを制御する、独自開発の1モーター2クラッチ方式のクラッチシステムを採用。
2つのクラッチのうち、1つはエンジンとモーター間をつなぎ、もう1つは変速時と発進時に使われます。
このため力強く機敏なレスポンスと、作動時のショックを吸収して快適な走行環境を作り出しています。

優れた安全性能も、フーガの特長です。
ミリ波レーダーで、前方との衝突を回避するエマージェンシーブレーキや、ブレーキの踏み遅れによる玉突き事故を防止する前方衝突予測警報を採用しました。
また、側面や側面後方からの車両の接触を回避する後側方衝突防止支援システムと後側方車両検知警報など、最先端技術による安全対策が施されています。