車生活

ブレーキランプが消灯しない!

ブレーキランプが消えずに困ってしまったことはありませんか?
エンジンを切っているにも点灯し続けるとバッテリー上がりの原因になりますし、道路で走るのも危険です。
この症状は普通車、軽自動車に限らず、低年式の古い車でよく見られます。

ブレーキランプが消えない原因

通常、ブレーキペダルを踏むと、ブレーキランプが点灯しペダルから足を離すとランプは消えます。
金属製のブレーキペダルで、樹脂製のスイッチを直接接触しないように、ストラップラバーという部品が間についているのです。
このストラップラバーは車内の熱などによって経年劣化でもろくなり粉々になると間から外れてしまい、ブレーキを離してもスイッチがオフにならず電流が流れ続けるため、ブレーキランプが常時点灯してしまいます。
ストラップラバー自体の正規品は数百円で購入できるものです。ストラップラバーの影響でブレーキランプが常時点灯となりバッテリーが上がります。
交換は修理工場かディーラーにお願いしましょう。作業自体、数分で完了します。
ただ、ブレーキランプが点灯しているのに気づくのは夜が多いということです。
明るい昼間だとなかなか気づきにくく、バッテリーが上がって初めて異常に気づくことも。
低年式の車に乗っている場合、駐車後にブレーキランプが消えているか、確認しておくと安心です。

応急処置の方法

もしも、夜間に気づいた場合、応急処置として適当なボディクリップをはめ込んでおく方法があります。
自分で処置するのが難しい場合、JAFへ依頼すると応急処置として対処してくれます。
応急処置なので、修理できる間に修理工場やディーラーへ持っていきましょう。

テールランプ交換によるブレーキスイッチの故障

ストラップラバーを交換しても、すぐにブレーキランプが点灯しっぱなしに戻ってしまうという車もあります。
この車を見てみると、すべて社外品のLEDにしたとのこと。
社外品に交換したことで、ブレーキスイッチに通常より大きい電流が流れ、ストラップラバーが溶着されてしまったことが原因です。
結局、ブレーキランプを純正に戻し、ストラップラバーを交換しました。
社外品に交換しても問題なく使用できる場合もありますが、今回の様な故障の原因になることもあります。

ブレーキランプは後続車に減速を知らせる重要なシグナルになるので、不具合上がれば早急に修理することをおすすめします。
もしブレーキランプが消えなければ、ストラップラバーを確認してみてください。