国産車

メガヒットしたトヨタ・ヤリスクロス

発表から好調な売り上げを見せるトヨタのヤリスクロス

高級感のある作りが特徴で、兄弟車のヤリスに比べて一回り大きく車内空間に余裕があるのも魅力の一つです。
人気の理由はコンパクトSUVであること。通常のSUVはオフロードに特化しているため、サイズが大きくなる傾向にあります。
ヤリスクロスはコンパクトサイズにまとめられており、ボディサイズが小さく小回りが利くため、街中の運転に便利です。
とはいっても小さすぎるというわけではありません。ヤリスクロスはフェンダー含め全幅を少し広げることで、見た目をそう感じささせないサイズ感になっています。
豊富なグレード展開も魅力です。多くのトヨタ車に共通するポイントですが、多くのグレードを展開しています。
ハイブリッドモデルが3グレード、ガソリンエンジンモデルで4グレードの合計7つのグレードが用意されています。
さらに、すべてのグレードでFFと4WDが選択可能。悪路走行に強い4WDだけではなく、街乗りをメインにするなら燃費のいいFFが選択できるのも大きなポイントです。
もうひとつの理由は新車価格が挙げられます。同じSUVのトヨタ・ランドクルーザーのエントリーモデルで482万6,800円、トヨタ・ハリアーのエントリーモデルが299万円です。
一方、ヤリスクロスは179万8,000円から購入できます。100万円台でSUVが購入できる点も魅力といえるでしょう。

安全機能も充実

最廉価モデルのX“Bパッケージ”を除く全モデルにトヨタの最新セーフティー機能を標準装備しています。
夜間歩行検知や昼間の自転車検知に加え、右折時の対向直進車、右左折後の横断歩行者も検知してくれる最新レベルのものです。
ほかにも前方に障害物があるとアクセルが過度に踏み込まれた場合の加速抑制機能や衝突回避操舵支援なども装備されています。
トヨタSUV初の機能「Advanced Park」は駐車したいスペースの横に停車後、スイッチを押すだけで自動駐車が可能です。
ただ、駐車するだけではなく、事前に駐車位置を登録しておくと区画線のない駐車場でも駐車をアシストしてくれるので、駐車が苦手な方にもおすすめな機能です。
高速道路走行でも車線をはみ出しそうになるとブザーとディスプレイ表示に加えて、ステアリング操作を一部サポートし、先行車を認識すると適度な車間距離を保ちながら追従走行を支援します。
この機能により高速道路が苦手な方でも安心して走行できます。