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EVのトップを走るテスラのモデル3

EVのみという自動車メーカーであるテスラ。これしかないという人もいれば、アンチも存在し、いろいろな話題を振りまいてきました。
今回はヒット中のモデル3についても紹介します。

アメリカで大人気なモデル3

シンプルなインテリアとクリーンなデザインが特徴なミッドサイズセダンであるモデル3。
世界的にSUVが人気のため、セダンタイプは苦戦すると思いきやアメリカでは大人気を博しています。
価格帯も500~600万円台と他のテスラのモデルと比べてかなり価格が抑えられており、日本でも見かけるようになりました。
日本仕様でも3種類存在し「スタンダード・レンジ・プラス」「ロングレンジ」「パフォーマンス」がラインナップされています。
気になる走行距離はロングレンジの場合、1充電の最高走行距離は約470kmと十分走れます。
始動用のスイッチはなく、カードキーをセンターコンソールにおいて、ステアリングコラム右側のシフトレバーでドライブレンジにするとモーターが始動。
走りも未来の車を感じさせるでしょう。後輪駆動がベースでなめらかに走り出します。
ゆっくりアクセルを踏めばゆっくり動きます。EV特有のいきなりトルクが立ち上がってグンと加速することはありません。
しかし、アクセルを踏み込めばEV特有の加速が現れます。ガソリン車と違う加速感です。
モデル3はハンドリングが優秀で、操舵角が深いのもあいまって歯切れよく向きを変えられます。運転好きであれば楽しくなるでしょう。

内装はかなりシンプルです。目につくのはステアリングホイールとモニタースクリーンのみといっていいでしょう。
インテリアはホイールベースが長いこともあり、前後席ともゆったりです。シートの表皮はブラックかホワイトか選択でき、本革を使っていません。
アメリカのテスラの株主の要望によるものだそうです。

スーパーチャージャーについて

モデル3はEVなので、充電が必要です。しかし、1回の充電に時間がかかってしまうのがデメリットでした。
テスラはこのデメリットを解決するために独自の充電器である「スーパーチャージャー」を世界中の主要都市に建設することで解決しようとしました。
最新版のスーパーチャージャーV3なら、バッテリー容量の約半分まで最短15分で充電可能。日本には2021年12月時点で39か所に設置されています。
利用料はメンテナンス費用の変動によって定期的に更新されるそうですが、ガソリン代に比べると大幅に安く抑えられます。